「理系」といっても、その内容は一言で言い表せるほど簡単なものではありません。研究開発職や設計、化学にバイオ、薬事など専門的な知識を必要になる理系事務職はもちろん、MRなどさまざまな職種を見つけることが出来ます。金属材料の融解や粉末の評価などの「金属材料の分析・評価業務」もありますし、開発部門での実験業務などを選ぶことも可能です。さまざまな職種から自分にあったものを派遣会社で探し、コーディネーターに依頼すると良いでしょう。

製薬メーカーでの安全性関連業務、製品関連医療領域について外部顧客からの電話での問い合わせに対応するなどの製薬メーカーでのDI業務もおすすめです。理系にしか出来ないことと事務的なことのどちらも出来ると、派遣会社も紹介出来る職種が増えていくので「得意なこと」や「資格」などをしっかりと伝えることが重要です。化粧品の成分分析、品質管理なども考えて派遣会社に探してもらう、紹介してもらうことも出来ます。ほかにも、試作品の三次元測定器を用いての形状確認やデータの取りまとめ、報告書の作成といった自動車部品の測定業務という仕事も紹介してもらえるそうです。

理系だからといって、「こういう感じで働ける」と決めつけることは出来ません。派遣会社のコーディネーターに相談しつつ、自分の相性の良さそうなものを選んで面接までアドバイスとサポートをしっかりとしてもらいましょう。理系におすすめの職種に限らず、自分が興味のあるものを取り入れていくのも良いです。